雙六手引抄24

№24  (←クリックすると底本画像が表示されます)

__●●●●x______ 
______x______ 
______x______ 
______x______ 
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1 
______x______ 
______x______ 
____●○x______ 
_●○●●○x○○○○○_ 
_●○●●○x○○○○○_ 
内                外 

△何めにても 五ぢをつかふ 
 べし 五ぢつかはすれすは 
             三ぢを 
             つかふへ 
             し かた 
             きよく 
             ふまへ 
             たるとこ 
             ろを 
             六と出す 
             てなり

[解説]
№ 24 解答例 (52を振ったとして) 

__●●●●x______ 
__●●●●x______ 
______x______ 
______x______ 
______x______ 
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1 
______x______ 
_____○x______ 
__○_●○x______ 
_●○●●○x○_○○○_ 
_●○●●○x○_○○○_ 
内                外 

△何めにても 五ぢをつかふべし 五ぢつかはすれは三ぢをつかふへし かたきよくふまへたるところを六と出すてなり 

 これは語句が分からない。「かたきよく」とはどういう意味だろうか。

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「かたきよく」についてのコメント
Yさん:「かたき」を調べたら、相手という役でしたので、「かたきよくふまへ」ということを書いてたので、相手をよく踏まえてとかいう意味だと思います。

草場:なるほど、そうかも知れませんね。ありがとうございます。

Mさん:かたきよくふまえたるは、相手がよく抑えているところの6を開けて、相手に6を振らせることによってバックゲーム側のアンカーを崩すという手筋と思います。非常に感心しました。

草場: なるほど。これで手前内二地(2ポイント)の●を外させようと言うのですね。なるほどー! 
 「かたき」もYさんの解釈であっていそうですね。 
 「敵よく踏まえたる所を6と出す手なり」

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