雙六手引書25

№25           (抄№ 24) 

__●●●●x______ 
__●●●●x______ 
______x______ 
______x______ 
______x______ 
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1 
______x______ 
______x______ 
____●○x______ 
_●○●●○x○○_○○_ 
_●○●●○x○○○○○? 
内                外 

書25:なにめにても 五ぢをつかふべし 五ぢをつかわれずば三ぢをつかふべし かたきよくふまへたるところを六といだすなり 

[解説]
 これも図が違っている。そもそも白石が14個しかなく、手前外四地がブロットになっている。手前外六地が墨の汚れで見えにくく、
ここに白石があるのかも知れないが、可能性としては薄いように思う。 
 文章は「抄」より分かりやすく、手前外五地(または手前外三地)をあけて、敵に6を振らせて手前内二地(または手前内四地)をブロット(は)にして、
そこをアタックしようということのようだ。 
 そうだとしても、手前外四地のブロットは不可解である。単なる誤記(誤刻)? 


抄24:何めにても 五ぢをつかふべし 五ぢつかはすれは三ぢをつかふへし かたきよくふまへたるところを六と出すてなり


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