雙六手引書7

№7           (抄№ 5) 

●●●●●●x______ 
●●●●●●x______ 
___●_●x______ 
______x______ 
______x______ 
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1 
______x______ 
______x______ 
○_○___x______ 
○_○○○○x_○____ 
○○○○○○x_○____ 
内                外   手石● 

でつく 五二 五三をむねを二つわりてかけへし 二わけかた六とかけ i二ぢのはあたらざるなり はは五ぢそとのいしは二ぢまでかくのこどし 

抄№5:重五(てつく) 五(ぐ)二 五三をは 六ぢをあけへし かやうすれは二ぢのはあたらぬなり よく心ゑべし 

[解説]
 これは大変興味深い。書№7は、抄№5と全く同じ図である。しかし解説は少々異なる。たとえば、
「抄」で「六ぢ」と言っているその同じ石を、「書」では「むね」と言っている。
両用語は、同じことを意味しているが、別系統の用語である。なぜこのような書き分けをしているのかは、
全く謎である。説明は「書」の方がむしろ詳しい。


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