雙六手引書8

№8           (抄№ 6) 

○●●●●●x●●____ 
○●●●●●x●_____ 
______x______ 
______x______ 
______x______ 
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1 
______x______ 
______x______ 
______x______ 
_○○○○○x○_____ 
●○○○○○x○__○_● 
内                外 

書№8:かた一をば二ぢのいしをわりて一ぢのはをかけよ かた一とかきておろさせてかつ事あり てき二と六といてたらばもとのぎなり 

抄№6:かた一をは二ぢのいしを わりて一ぢのはをかけよ かた一とかきておろさせ かつことあるへし てき二と六と出たらはもとの義なり 

[解説]
 図面は全く同じ、文章もほぼ同じとみてよい。例えば「あるべし」が「あり」になってるのは、版木のスペースの関係もあると思われる。
多少漢字を開いているので、例えば「抄」の「出たらは」が「でたらば」ではなく「いでたらば」であることが分かる。

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