三人以上、何人でもできますが、四~六人が面白いと思います。 ディールはパリティ方式です。つまりできるだけ人数に均等に配り、残りは公開して使いません。 またはジョーカーを何枚か入れて配りきれるようにしてもいいかも知れません。ジョーカーについては後で説明します。 ディーラーの左から一巡だけビッドします。パスはできません。ビッドは、「ハートで3トリック」のようにビッドします。 これはハートを切り札にして3トリック(以上)取るぞというコントラクトです。ビッドは自由に言えます。 オークションではないので、「3ハート」の次に「2クラブ」を言ってもかまいません。普通と違うのは0ビッドがあることです。 「0スペード」などが言えます。逆にビッドの上限は手札の枚数となります。ノートランプはビッドできません。 先に点数を言ってしまうと、3ハートで3トリック以上取れば3点です。オーバートリックは点にはなりません。 アンダートリックは、ダウンしただけマイナスです。例えば3ハートで1トリックしか取れなければ、-2点です。 したがって0ビッドは、必ず0点になります。このゲームはゼロサムではありません。 ビッドは結果を忘れがちなので、各自ビッドカードを持つといいでしょう。ブリッジのビディングボックスが応用できます。 0は何とか工夫してください。7を代用するとか。 ビッドが終わったら、ディーラーの左隣がオープニングリードをします。マストフォローのトリックテイキングですが、 自分の切り札はフォローの時も強いです。 各自自分の切り札がありますので、フォローできないときにラフできます。切り札どうしはランクの高い方の勝ちです。 同じランクの切り札は、先に出た方が強いです。 以上です。人数分ディールやってトータルで勝敗を決めます。 このゲームは絶対的に強い手が存在しません。A以下13枚揃っても1勝しかできないかも知れないし、 AAAAKKKKQQQQなんて手でも確実なのはせいぜい3勝だけですよね。 ジョーカーはつぎのように入れます。 5人・・・・・・・・3枚 6人、9人・・・ 2枚 7人、8人・・・ 4枚 あるいはカバロ入りを使うといいでしょう。 ジョーカーのリードは、自分の切り札で最強です。フォローは逃げ札です。スートフォローは無視できますが、トリックには勝てません。 |