インサート (オール、オールアウト) いろいろなルールがあるが、1985年4月27日にやったルールを紹介する。無限ラウンドで、ストックが3枚になったら(あるいはカットカードが来たら) 使用されたカードを切り直してそのままの順番で続ける。カードは5人までは1パック、6~10人は2パック、10~15人は3パックを使うが、 カードシューを使ってもっとたくさんのカードでもできる。パーマネントディーラーだが、プレーヤーとポットの戦いなので、ディーラーも参加できる。 カードのランクは(大)KQJ1098765432A(小)の順で、スートは無関係。Aは2より小さく、Kの上ではないことに注意。(AとKは最も遠い。) プレーヤーのチップは一人百枚以上あった方が望ましい。 ◎ディーラーは初めに全てのカードをよくシャッフルし、カットしてもらって下から3枚を取り除いて伏せたままわきにのけ、ボタンを乗せておく。 (あるいはカードの下の方にカットカードを挿入してもらう。) ①プレーヤーは全員2チップのアンティを出す。 ②ディーラーは、全てのプレーヤーに2枚ずつ手札を伏せて配る。(表で配るやり方もある。) ③その後、初回はディーラーの左から手番を始める。 ④手番になったら2枚の手札を公開する。 ・それが同ランク(ペア)ならそれを捨て札にしてポットから1チップ貰い、新たに2枚の手札を貰う。(※配り直し) ・それが1違い(Aと2とか、6と7とか、QとKなど)なら、チップのやり取りなしに新たに2枚の手札を貰う。 (※配り直し) (※2枚の手札が2以上の違いになるまで配り直しを行う。) ・それが2以上違っていたら次のどちらかをする。 a.1チップ払って下り、新たに2枚の手札を貰う。 (※手番は終了) b.2チップ以上ポットにあるまで(あるいはポットより少なければ手持ち全部) 賭けて、もう1枚の手札を貰う。それが最初の2枚の間のランクなら勝ちで、 賭けたのと同額のチップを貰い、新たに2枚の手札を貰う。そうでなければ(小さいカードより小さいか同じ、あるいは大きいカードより大きいか同じ場合) 賭けたチップをポットに入れて、新たに2枚の手札を貰う。 ⑤ポットのチップがプレイ人数より多ければ、その左隣のプレーヤーの手番となる。 ⑥途中で配るカードがなくなったら、使用済みのカードと最初に除けたカードの全てをシャップルし、プレーを続行する。プレーの途中でカードが足りなくなったら、 必要枚数だけ最初に除けたカードを使用してからシャッフルする。 ポットと同額だけ賭けることを「オール」または「オールアウト」と言う。手持ちのチップがポットと同額か多い場合のみできる。オールアウトで勝ったらポットが0になるので、 全員2チップのアンティを出す。オールアウトで負けたらポットが倍になる。 手持ちのチップを全て賭けることを「オールイン」と言う。オールインで勝てば手持ちは倍だが、負けると破産である。 ポットがプレー人数枚以下1枚以上の状態になったら、全員1チップをポットに出す。従ってポットは常にプレー人数より多くなっている。 また、2チップのアンティを払うのはゲームの最初とオールアウト勝ちが出た直後だけである。 ゲームは一人(あるいはゲームを始める前に定めた人数)が破産したあと、オールアウト勝ちが出たら終了する。(あるいは一人を除いて全員破産した場合も終了で、 残った一人が全てのチップを得る。) これは2枚アンティ(2枚賭け)ルールで、1枚アンティルールよりも「下りる」選択肢がとれてよい。 あんまり緻密なゲームではないので、最初に3枚取り除くのは省略してもよさそう。 (参考サイト) オール(1枚アンティルール) |