トランプクルーのルール
・概要…協力型トリックテイキングゲームであり、普通は切り札がある。協力型ゲームなので、手札の内容や、プレイの方針などは語ってはならない。
・人数…２人から17人までできる。とはいえ４～６人が最も面白いと思う。
・使用カード…ジョーカーを加えた53枚
・ディーラー…任意の方法でディーラーを決め、ディールごとに左隣へ交代していく。
・目的ステージ…人数によって何ステージが到達目標か、以下のように決まっている。別に、そのステージ数に一致するチップを用意しておく。
2人：26ステージ、３人：17ステージ、４人：13ステージ、５人：10ステージ、６人：８ステージ、７人：７ステージ、８人：６ステージ、９人：５ステージ、10人：５ステージ。ゲームはこの最終ステージが成功裏に終わったときに全員の勝利となって終わる。
・カードの強さ…ジョーカーは常に最強のカードとなる。次は切り札のＡＫＱＪ10９８７６５４３２の順、次はリードスートのＡＫＱＪ10９８７６５４３２の順。
・ディール…第１ステージは１枚ずつ全員に配ってテーブル中央に１チップ置き、第２ステージは２枚ずつ全員に配りってテーブル中央に２チップ置き、第３ステージは３枚ずつ全員に配ってテーブル中央に３チップ置くというように、第ＮステージにはＮ枚ずつ全員に配りテーブル中央にＮチップ置く。その後、次の１枚を表にし、そのカードのスートが切り札になる。この切り札指定カードを含め残ったカードは、そのディールのプレイには使わない。なお切り札指定カードがジョーカーだった場合のみ、ノートランプとなる。
・宣言…まずディーラーは、自分の手札と切り札を考えて、自分の手札の強さを「強い、中位、弱い」の三段階で公表する。評価は主観でよいが、上記三段階以外の余計なことを言ってはいけない。
次にディーラーの左隣から順に、自分の取れるであろうトリック数を宣言し、該当枚数のチップをテーブル中央から取って手元に置く。最後に宣言するディーラーには選択権がないことになる。
・プレイ…ディーラーの左隣が最初のリードをする。それからは時計回りに普通のマストフォローのトリックテイキングプレイをする。すなわちリードされたスートのカードが手札にあればそれを出し、なければ何を出してもよい。ただしジョーカーは例外で、フォローの義務を無視してよい。リードされたスートのカードが手にあっても敢えてジョーカーを出してもよく、逆にリードされたスートのカードが手になくても、ジョーカーを出す必要はない（出してもよい）。
ジョーカーをリードした場合は、スートを指定することができる。スートを指定しないこともでき、この場合は他のプレーヤーは順に任意の手札を１枚表にして捨てることになる。
トリックはジョーカーが出ていればジョーカーが、出ていなければ最も強い切り札が、切り札も出ていなければリードされたスートで最も強いカードが勝ってトリックを取る。トリックを取った者が次のリードをする。
・結果…全員がそれぞれの宣言のトリック数を正確に取ったら、そのステージは成功で、ディーラーを左に替えて次のステージへ進む。一人でも宣言通りにならなければ失敗で、ディーラーを左に替えて同じステージを繰り返す。
・終了…このようにして最終ステージに成功したら、全員の勝利でゲームは終わる。
https://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=343&community_id=207561&bbs_id=11516061
ーーーーー
トランプクルー
使用カードはジョーカーを１枚入れたトランプ＝53枚。チップをステージ分、用意する。
１人から52人までできる協力型トリックテイキングゲーム。１人と52人の場合は必ず成功するので、２人から10人まで、それぞれ何ステージあるかを表にしよう。
２人…26ステージ、３人…17ステージ、４人…13ステージ、５人…10ステージ、６人…８ステージ、７人…７ステージ、８人…６ステージ、９人…５ステージ、10人…５ステージ、以下略。
ディーラーは第１ステージでは全員に１枚ずつ配り(nステージではn枚ずつ配り)、残りの１枚を表にして切り札を決める。この切り札表示カードはプレイには使わない。(なお切り札表示カードがジョーカーの場合はノートランプになる。) その後ディーラーは自分の手札を見て「強中弱」で手札の強さを発表する。評価は主観でよい。
次に、ディーラーの左から時計回りに１巡だけ獲得できると思うトリック数をビッドする。ビッドの合計は必ずステージ数に一致させる。ディーラーは事実上選択権がない。取る予定のトリック数はチップなどで表現し、全員に分かるようにする。
その後、ディーラーの左隣のオープニングリードでトリックテイキングプレーをする。通常のマストフォローで、フォローできないときは切っても捨て札してもよい。ジョーカーは常に最強のカードでマストフォローの規則に従わなくてよい。ジョーカーでリードの場合はスートを指定してもよい。指定しない場合は、他のプレーヤーは順に任意の手札を捨てることになる。
全員がビッド通りのトリックを取ったら、そのステージに成功したことになり、次のステージに進む。ディーラーを左隣に交代し、次は２枚（ｎ＋１枚）ずつ配って同様にする。もし失敗したら（１人でもビッドした以外の数のトリックを取ったら）、ディーラーは左に変わるが、同じステージをくり返す。こうして最終ステージに成功したら終了。