雙六手引書34
№34 (抄№ 31)
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1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1
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内 外
書34:しゆ三 四二 五一をばひきつめよ 一二 三一 四一をばかけて六ぢのいしをさがるべし 八つならばひいてかけよ 二三をもひきつめよ
[解説]
この盤面は白石が14個しかなく、抄31を見れば、それは向こう外一地の一石が欠落していることがすぐ見て取れる。
しかし私が初めてこの図を見たときは、白が1つ上がっている状態と考え、頭を悩ませた。
説明は、いくつか漢字を開き濁点を加えた程度なので、単に図面の娯刻(あるいは刷り落とし)と考えてよいと思う。
抄31:重三 四ノ二 五一をはひきつめよ 一二 三一 四一をはかけて六ぢのいしをさかるへし 八つならはひきてかけよ 二三をもひきつめよ