雙六手引書11
№11 (抄№ 9)
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1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1
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内 外
書11:五三するべし つくりぬればめは一めあきなれども二はにあたるなり すりぬれば二めあけども二はにあたるなり
抄9:五三するへし つくりぬれば目は一めあきなれともふたはにあたるなり すりぬれは二めあけとも一はにあたるなり
[解説]
この 書№11の図面は、抄№9と全く同一である。説明文の方は、ただ一カ所を除いて、ほぼ同じである。
書 二めあけども二はにあたる
抄 二めあけども一はにあたる
要するに二と一の違いである。これは「書」の間違いであることは確実で゛ある。「書」の文では、せっかくの妙手が、意味不明になってしまう。
このことは、ますます「手引書海賊版説」を裏付けることになると思われる。