第7回 トゥエンティワン(21)
予定に反して今回は面白いゲームを紹介します。ただし本当の自作ではありません。
先週の土曜日に赤桐さんから、41というシリアのゲームを教わりました。これが凄く面白い4人トリックテイキングゲームなんですね。
ところが、残念ながら真面目にやると終わるまで4時間ぐらいかかりそうです。
もう一つ困ったことに、私の作品の41(トリックテイクでないのでここには紹介していない)と同じタイトルです。
そこで、時間を短く終わるように改作したのが、21です。つまりこれは創作ではなく、改作です。
ルール
プレイヤーは四人、カードは52枚のトランプ。あと点数を書く紙とビッド表示用にチップが20枚もあると便利。
マストフォローの普通のトリックテイキングゲームだが、切り札は常にハートに固定。プレーもビッドも反時計回り。
最初のディーラーを適当に決め、以後ディールごとに右隣にかわる。ディールは1枚ずつ1周、2枚ずつ6周配る。手札13枚。
ビッドは、ディーラーの右隣から一周だけ言う。ビッドは、1から13までの好きな数字を言う。0は言えない。パスもできない。
一周してもしビッド数の合計が、9未満ならそのディールは不成立で、ディーラーを右隣にかえて配りなおす。
合計が9以上になったら、ディーラーの右がオープニングリードをして、普通のトリックテイキングプレーをする。
ただし反時計回りで、切り札はハート。
得点は、自分のビッドしたトリック以上を取ればビッドしただけ得点。自分のビッドしたトリック未満しか取れないなら、ビッドしただけ失点。
オーバートリックも、アンダートリック数も、点数には無関係。7以上のビッドをして成功すれば得点は倍、失敗すれば失点も倍。
あるディールの終了時に、21点以上のプレーヤーがいたらそのペアの勝ち。それが複数で敵同士なら、得点の多い方の勝ち。
得点も同じなら、ペアの点数の多い方の勝ち、それも同じなら、1ディール延長戦で、サドンデス。
またあるディールの終了時に+21点以上がいなくて、-21点の人がいたらその人のいるペアの負け。
それが複数で敵同士ならマイナスの多い方が負け。それも同じならペアの点の多い方が勝ち。それも同じなら、延長戦。
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