掛合トランプのルール
掛合トランプのルール(mixi「トリックテイク」コミュ「掛合トランプ」トピックより
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15648794&comm_id=435262)
①4人または6人で行うペア戦で、ペアは向かい合って座ります。
6人でも2人(1ペア)ずつ配り番として休むので、実質は4人でプレーします。
ペアごとにチップを5枚ずつ持ちます。
②52枚の普通のトランプを用います。ジョーカーは使いません。
強い順に、AKQJ1098765432 というブリッジオーダーです。
なお、AKQJの16枚を絵札(絵柄)と呼びます。ゲームの目的はこの絵札を、ペアで9枚以上取ることです。
切り札(きり)は通常スペードです。ただし、配られた手札を見る前であれば、最初の配り番(ディーラーズ)、
あるいは前ディールで負けたペアの申し出によって、スペード以外に変更もできます。
(何も申し出ない場合は、前ディールと同じ切り札です。)
普通、クラブAを「れんしょ」と呼び、最も強いカードになります。最強ですが、所属はクラブのままです。
ただし切り札がスペード以外のスートになった場合は、スペードAが「れんしょ」、即ち最強のカードになります。その場合も、所属はスペードのままです。
③ディーラーズは、前のディールの休み番、4人のときは負けたペアがなります。
二人でカードをおよそ半分ずつシャッフルし、まず一人が反時計回りに一枚ずつ4山に配り、配り終わった次の山を示します。すると、そこから続きをもう一人が反時計回りに一枚ずつ配ります。
配り終わりの山を「切りじまい」と呼び、前回の休みのペア(4人のときは負けたペア)の任意の一人が取るようにします。(近い人が取ります。) 後から配ったディーラーは、切りじまいの山を示してあげると親切です。
ゲームの最初のディーラーズは籤で決めますが、試合のとき以外は任意に決めるようです。
④前回勝ったペアがオープニングリードをします。ゲームの最初はディーラーズでないペアがリードします。(六人のときはディーラーズの右隣のペア)
リードの制限はなく、何を出してもかまいません。ペアの二人のどちらがオープニングリードをしても、かまいません。ペアで、「行こうか」「頼む」程度の簡単な相談をして、リードします。2トリック目からは、前トリックに勝ったプレーヤーがリードをします。
⑤プレーは、通常のトリックテーキングゲームの原則そのものです。ただし反時計回りにプレーします。
マストフォローは、れんしょも含めて必ず守ります。ブリッジなどと異なるのは、れんしょが切り札のAにも勝つということだけです。また、ノートランプはありません。
終了したトリックは、絵札があればトリックに勝ったペアが獲得します。
それ以外のカードは、スパーのように伏せてテーブル中央に山積みにしていきます。取った絵札はペアごとに整理して表にして並べておきます。見てプレーの参考にできます。
また、これはルールではありませんが、クレーム(取り/取られ宣言)は多用されます。
例えば一方のペアが5枚、もう一方がれんしょを含む9枚を取ったような場合、
後のプレーは無意味になるのでそこで終えてしまいます。
他にも5枚対8枚と取ったとき、勝っているペアの一人が手札のれんしょを見せて終えたり、
Aでない1枚対12枚となった瞬間に終えたりもするわけです。
⑥13トリックプレーして、ペアで取った絵札を数えます。
9枚~11枚取ったら、相手ペアから1チップ貰います(そのとき相手ペアがれんしょと切り札Aを取っていたら、2チップ貰います。更に、Aを4枚とも取っていたら、4チップ貰います)。
12枚~15枚取ったら2チップもらえます(そのとき相手ペアがAを4枚とも取っていたら4チップ貰います)。
16枚取ったら4チップ貰います。
ちょうど8枚ずつ取った場合は、以下のようになります。一方が4枚ともAを取った場合は4チップを払います。れんしょと切り札Aを取り、取ったAが4枚でない場合は2チップを払います。れんしょは取ったが、切り札Aは取っていない場合は1チップ払います。
⑦チップの支払いが終わったら、今負けたペアがディーラーズとなります。
6人プレイの場合、今までディーラーズであったペアが、代わりにプレイに参加します。
次のディールのオープニングリードは、今勝ったペアからです。
⑧このように進め、どのペアかが5チップを失ったらゲームが終了します。(試合のときは40分切りです。また、40分経たない前にどれかのチームが全チップを失った場合は、時間を待たず、そこでゲームを終了します。 )
獲得チップ(ゲーム終了時点で手元に残ったチップ)が、そのまま個人の点数となります。マイナス点もあり得ます。1ゲームで取れる最高点は17チップと考えられます。(17,1,-3)
籤で組替えをして、以上を繰り返し、規定のゲーム数のトータル点で順位を決めます。同点はカードドローで決します。
以上
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