猿の谷渡り

童遊びシリーズ 第2回 猿の谷渡り        (1996/07/13 FGAMEログより)

単に「谷渡り」とも呼ばれます。

これはスクールゲームです。どこの学校にもあるウンテイにロープを

何本も掛けて場を作ります。ロープの掛け方はこつがありますが、

簡単には書けませんので、必要なら口伝します。

ゲームは簡単で、ウンテイの一方からもう一方へ、ロープだけを伝って

行けばいいのです。途中で地面やウンテイの金属部分に触れたら失格です。

設営は面倒ですが、子供は夢中になって遊びます。現代はこういう遊びが

忘れられているからでしょう。要するに手作りアスレチックなのですが、

身近なのが利点です。手のひらを真っ赤にして、それでも頑張る

子供達を見ていると、「指示待ち」「無気力」などと言われる評価が

見当外れであることが分かります。もちろん、握力、平衡感覚なども

つくのではないかと思います。

原作は、私が子供のときに近所の熊野神社の境内の木立を縄で結んで遊んだ

「猿の谷渡り」です。今もやられているのでしょうか?

私の観測では悲観的です。

 

 

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【関連日記】

失われた遊び「谷渡り」 (2006年07月18日mixi日記)