雙六手引書6

№6 (抄№ 3) 

●●●___x_____○ 

●●●___x_____○ 

●●●___x______ 

●●●___x______ 

●●____x______ 

1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1 

______x______ 

______x______ 

〇〇_〇__x______ 

〇〇〇〇_○x______ 

〇〇〇〇●○x______ 

内 外 

何一をば□□□□りてかけべし かやうにうたざればてきのか?めのときまくるなり さいわろくておりてあたりたりともおりむかふべし 

抄:なに一をはひきてわりてかけよ。かやうにうたざればてきのたかめのときまくるなり さいわろくておりてあたりたりともおりむかえ[ふ]へし 

[解説]

この「書」№6の図面は、「抄」№3のものと全く同一で、説明もほぼ同じだが、誤刻と思われるところもある。

尤もこれを検討したおかげで、私が「抄」に施した文末「おりむかえへし」は「おりむかふへし」の誤記であることに気付いた。訂正します。 

内容には問題はなく、よい解説と考えます。