雙六手引書4
№ 4 (抄№ 35)
_●●●●●x○____○
_●●_●●x○____○
_●___●x○_____
______x______
______x______
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1
______x______
______x______
____○_x______
_○○○○●x_____●
_○○○○●x_____●
内 外
四六にはきりて
はをひき何
にてもひくが
よし 四二
四六とみだ
るるさいも
あねなり
[解説]
この図は何と白が14個しかない。また手前内六地という、一番ありそうのない相手の内陣の六地のところに、
黒のスタックがある。どうにも理解できないと思っていたら何のことはない、誤図であった。これに対応する「抄」№35は、
割と理解しやすい。4でも6でも切れる(ヒットする)ところがない。
しかし、この「書」№4に関しては違う解釈もできないわけではない。つまり、「手石○」が脱落しているという可能性だ。
それなら4の目で,黒のインナーのブロットを切ることができる。
№4 出題参考図
_●●●●●x○____○ 黒の手石○
_●●_●●x○____○
_●___●x○_____
______x______
______x______
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1
______x______
______x______
____○_x______
_○○○○●x_____●
_○○○○●x_____●
内 外
四六にはきりてはをひき 何にてもひくがよし 四二 四六とみだるるさいもあるなり
№4 解答参考図
_●●_●●x○__○_○
_●●_●●x○____○
_●___●x○_____
______x______
______x______
1 2 3 4 5 6 6 5 4 3 2 1
______x______
______x______
____○_x______
_○○○○●x_____●
_○○○○●x_____● 白の手石●
内 外
文の前半はこれで理解できるが、後半はむしろ分からない。「参考図」にとどめた理由である。